「保育園の連絡帳、何を書けばいいのか分からない…」
「まだ話せない赤ちゃんのこと、どうやって伝えればいいの?」
そんな風に感じているママ・パパも多いはず。
特に0歳児のうちは、毎日の様子に細かく変化がある分、「何をどこまで書けばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。
このページでは、0歳児ならではの保育園の連絡帳の書き方のポイントと、具体的な例文をカテゴリ別にたっぷり55個ご紹介します。
連絡帳を通して、先生と気持ちよくやり取りできるようになりますように…🌸
本記事でわかること
- 0歳児の保育園連絡帳に書くべき内容とポイント
- 赤ちゃんの様子を具体的に伝える書き方のコツ
- 状況別に使える連絡帳の例文やフレーズ集
- 書くことがない日でも使える記録のヒント
0歳児の保育園の連絡帳で書くべき5つのポイントとは?例文あり
- 書くべき5つのポイント
- 書き方のポイント|“小さな変化”こそ大切に
- 一緒に使える導入フレーズ|書き出しに迷ったらコレ!
- 先生に伝わる!0歳児ママのための連絡帳の書き方コツ

書くべき5つのポイント
「何を書けばいいんだろう…?」と迷ってしまう日もありますよね。
特に0歳児は、まだ言葉で気持ちを伝えられないからこそ、家庭での様子を細かく共有することが大切です。
まずは、保育園の先生に伝えておきたい“基本の5つのポイント”を押さえておきましょう。
- 授乳・離乳食の様子(飲んだ量、食べ方、反応)
- 睡眠時間やリズム(夜泣き、昼寝、寝つき)
- 排泄の様子(回数、便の状態)
- 表情や機嫌(ごきげん、不機嫌、笑顔、泣く)
- 成長やできるようになったこと(寝返り、声、遊び)
まだ言葉で伝えられないからこそ、「こんな反応があった」「こんな行動をした」が先生にとって大事なヒントになります。
書き方のポイント|“小さな変化”こそ大切に
0歳児は、まだ言葉でのコミュニケーションが難しい分、ほんの少しの仕草や表情の変化が大きな成長のサインになります。
連絡帳には、「こんな反応をしていた」「こんなことができるようになってきた」など、親だから気づける“ちょっとしたこと”を積極的に記録してみましょう。
たとえ完璧にできていなくても、
- 寝返りを“しようとしている”
- 音のする方を“見ようとしていた”
- おもちゃに“手を伸ばしていた”
など、「〜しようとしていた」「反応があった」などの“兆し”を丁寧に拾うことがポイントです。
また、連絡帳を読んだ先生が保育中に同じような様子を見かけたときに、「あ、これかも!」と気づいてもらいやすくなります。
先生との連携を深めるヒントにもなるので、ぜひ気軽に記録してみてくださいね。
一緒に使える導入フレーズ|書き出しに迷ったらコレ!

「最近できるようになったこと」って、どうやって書き出せばいいか迷いますよね。
以下のようなやわらかく自然な表現を使えば、スムーズに書き始めることができます◎
- 「ここ数日で、●●する様子が見られるようになりました」
- 「昨日の夜、初めて●●しました!」
- 「以前から挑戦していた●●、ついに成功しました!」
- 「おうちで“こんなこと”ができるようになってきました」
- 「少しずつ●●が上手になってきています」
- 「最近、●●への反応がはっきりしてきました」
ポイントは“完了形”ではなく、“変化の途中”をやさしく描写すること。
“できるようになってきた”や“しようとしている”というニュアンスで書くと、読み手にとっても親しみやすく、成長の過程が伝わりやすくなります。
先生に伝わる!0歳児ママのための連絡帳の書き方コツ
0歳児は、まだ言葉で自分の気持ちや体調の変化を伝えることができません。
だからこそ、家庭での様子を記録する「連絡帳」が、保育士さんにとって非常に重要な情報源になります。
特に、ちょっとした変化や、普段と違う反応、親しか気づけない“微妙な差”は、園での過ごし方や保育士さんの対応を左右する大切なヒントになります。
たとえば、「今日はちょっと機嫌が悪かった」だけではなく、

朝起きてすぐ泣いてしまい、抱っこでも落ち着かず。ガラガラを握らせると少しずつ表情が和らぎました
というように、「どんな様子だったか」+「どうしたら落ち着いたか」を具体的に書いておくと、先生たちも同じような状況に備えることができます。
また、体調面でも「特に変化なし」と書くより、



昨日と同じく、夜は21時に就寝し、朝までぐっすり眠りました。起きた後は機嫌よく過ごしています
といったように、“変化がない=安定している”という安心材料として伝えるのも大切です。
書き方の工夫|表現の具体例
NG | → | OK(伝わる表現) |
---|---|---|
ちょっと不機嫌でした | → | 朝は泣いていて、しばらく抱っこして落ち着きました |
体調は大丈夫です | → | ミルクを160mlしっかり飲み、元気に動いています |
変わったことは特にありません | → | いつも通りのリズムで過ごせており、よく笑っていました |
ポイントまとめ
- “ふわっとした感想”だけでなく、“具体的な行動や様子”を1〜2行でも添える
- 機嫌の変化には「きっかけ」や「落ち着いた方法」もセットで書くと先生が対応しやすい
- 変化がない時も、“いつも通り”がどんな状態かを記録するだけで価値あり
連絡帳は、“うまく書かなきゃ”と思うとプレッシャーに感じてしまいますが、
ほんの短い一文でも、その日の子どもの様子が伝われば十分です。
大切なのは、「今日はこんな表情を見せてくれたな」「いつもより少しだけ●●だったな」といった、日々の“気づき”を共有すること。
保育士さんとの信頼関係も深まり、園と家庭が連携しながら子どもの成長を見守っていくための、大事なコミュニケーションになります😊
0歳児の保育園連絡帳 具体的例文|カテゴリ別
0歳児は日々の成長が目覚ましく、ちょっとした変化が大きな成長のサインになります。
連絡帳には、赤ちゃんの様子を分かりやすく伝えることが大切です。ここでは、0歳児の連絡帳に記載する際のポイントと具体的な例文を紹介します。
- 授乳・離乳食の様子|飲んだ量・食べ方・反応を記録しよう
- 睡眠時間とリズム|寝つきや夜泣きも伝えておこう
- 排泄や体調の変化|回数・便の状態も大切な健康サイン
- 機嫌や表情の変化|“ごきげん”や“ぐずり”の理由もヒントに
- 最近できるようになったこと|“小さなできた!”を一緒に喜ぼう
授乳・離乳食の様子|飲んだ量・食べ方・反応を記録しよう
0歳児は食事=栄養と成長の基本。
ミルクや母乳の飲み具合、離乳食の進み具合、食べた時の反応は、保育園でも重要な情報になります。
「どのくらい飲んだか」「スプーンにどんな反応をしたか」など、量+表情+リアクションをセットで書くのがポイントです。
例文



初めてのヨーグルト、ひと口食べて“なにこれ!?”って顔されました(笑)



おかゆをスプーンであげたら、口を“ぶーっ”とされて私が被害に…
- 「朝7時に母乳を飲みました。離乳食はおかゆを少し食べました。」
- 「ミルクをいつもより少し残しましたが、機嫌は良さそうです。」
- 「母乳(またはミルク)をよく飲み、満足そうな表情をしていました。」
- 「離乳食を初めて口にしましたが、不思議そうにしながら少しずつ食べました。」
- 「スプーンを口に入れると、舌を動かして食べるようになりました。」
- 「今日は少し食べる量が少なく、途中で眠ってしまいました。」
- 「スプーンを近づけると『何これ!?』という顔をされました。おかゆとの戦いは始まったばかりです。」
- 「スプーンを差し出すと、まさかの両手でブロック!今日は戦闘モードのようです。」
- 「ヨーグルトを初めて食べましたが、酸っぱかったのか、信じられないほどの顔になりました。」



今日はミルクより遊びたいモード。スプーンよりガラガラが気になるようです。
睡眠時間とリズム|寝つきや夜泣きも伝えておこう
0歳児は睡眠リズムが不安定なため、寝る時間や回数の変化を伝えましょう。
夜間の睡眠や昼寝の様子は、日中の機嫌や活動量に大きく影響します。
「何時に寝たか」「夜中に起きたか」「寝起きはどうだったか」などを記録することで、園でも様子を見ながら過ごしてもらえます。
例文



夜中の3時にハイテンション!手足をバタバタ、謎のおしゃべりタイムが始まりました😂
- 「昨夜は22時に寝て、3時と6時に起きました。」
- 「朝までぐっすり眠り、機嫌よく起きました。」
- 「昨夜は23時に寝て、夜中に1度起きましたが、授乳後すぐに眠りました。」
- 「お昼寝の時間が長く、3時間ほどぐっすり眠りました。」
- 「寝る前に少しぐずりましたが、抱っこでゆらゆらすると落ち着きました。」
- 「眠くなると指をしゃぶるようになり、自分で眠ろうとしています。」
- 「朝の寝起きが良すぎて、目を開けた瞬間ニコッ!親の方がびっくりしました。」



朝起きてすぐにニコ〜って笑われて、寝不足だけど癒されました…!
排泄や体調の変化|回数・便の状態も大切な健康サイン
おむつ替えの回数や便の状態も、健康チェックの参考になります。
0歳児はまだ自分で不調を伝えられないため、排泄の記録が健康状態を知る大事なヒントになります。
「おむつ替えの回数」「うんちの硬さや色」「お腹のハリ」など、変化があった場合は具体的に伝えるようにしましょう。
例文



オムツ替えの最中に、まさかの追い打ち…着替え全部やり直しでした(笑)
- 「朝にうんちをしました。少し硬めでした。」
- 「オムツ交換は朝3回。特に変わりありません。」
- 「おむつ替えの際に、お腹をさすると嬉しそうに笑います。」
- 「今日は排便が少しゆるめでしたが、機嫌は良かったです。」
- 「おむつ替えの最中、まさかのタイミングで追加攻撃!親の反射神経が試されました。」
- 「おむつを替えようとした瞬間、足をバタバタ!なかなかの攻防戦でした。」



おむつ交換中、なぜか急に“あー!”と叫んでました。何か思いついたのかも?
機嫌や表情の変化|“ごきげん”や“ぐずり”の理由もヒントに
赤ちゃんの機嫌やいつもと違う様子があれば、詳しく記入しましょう。赤ちゃんは表情や泣き方で気持ちを伝えてくれます。
その日ごとのご機嫌度や、不機嫌になるきっかけ、どんなことで落ち着いたかを記録しておくと、先生も対応しやすくなります。
例文



鏡の自分にニコニコ。まるで“誰このかわいい子?”って顔してました✨



朝からずっと“あーうー”とおしゃべり♪ 声のバリエーションが増えてます
- 「朝からご機嫌で、よく笑っていました。」
- 「鼻水が少し出ていますが、食欲もあり元気です。」
- 「鏡を見せるとニコニコ笑うようになりました。」
- 「話しかけると声を出して応えるような仕草をします。」
- 「眠くなるとぐずりますが、抱っこすると落ち着きます。」
- 「自分の足を発見し、真剣に見つめています。どうやら自分のものとは思っていない様子。」
- 「抱っこしていたら急にニヤリ…その直後、豪快なくしゃみ!まさかの前フリでした。」



今日はちょっとご機嫌ナナメ。眠気+歯がゆさかな?甘えん坊モード突入でした



眠くなると目をこすって“ふぇ〜ん…”。抱っこで秒で寝落ちしてました(笑)
最近できるようになったこと|“小さなできた!”を一緒に喜ぼう
成長の記録として、赤ちゃんの新しい行動を共有するとよいでしょう。
寝返り、声の出し方、遊びへの関心など、赤ちゃんの成長は日々少しずつ積み重なっています。
「できるようになってきたこと」「挑戦している様子」などを連絡帳に書くと、園の先生もその成長を見守りやすくなります。
例文



昨日、初めて寝返り成功!本人も“ん…?”って顔してて、私の方が感動してました😭



つかまり立ちしようとして、プルプル…からの成功!ガッツポーズしてました(笑)
- 「寝返りができるようになり、何度も挑戦しています!」
- 「音の鳴るおもちゃに興味を持つようになりました。」
- 「うつ伏せにすると、少しの間首を持ち上げられるようになりました。」
- 「寝返りをしようとする動きが増え、足をバタバタさせています。」
- 「手をじっと見つめたり、指を動かしたりする様子が増えました。」
- 「ガラガラを持たせると、手を握ることができました。」
- 「好きなおもちゃを見せると、手を伸ばすようになりました。」
- 「寝返りに成功したと思ったら、そのまま勢い余って元に戻りました。もはや転がり運動です。」
- 「うつ伏せになり、腕立て伏せのように首を上げていました。もしかして筋トレを始めたのでしょうか?」
- 「ガラガラを持って遊んでいたと思ったら、そのまま自分の顔に直撃!びっくりして泣きました。」
- 「足をバタバタしていたら、偶然おもちゃが飛んでいきました。新しい遊びを開発したようです。」



“バイバイしてごらん”って言ったら、タイミング合っててビックリ!すごい👏



“ままま…”って言ってる風な音が増えてきて、ちょっとニヤけます☺️
0歳児の連絡帳は、些細なことでも成長の記録として大切です。短い文章でも、ポイントを押さえて書くことで、園でも適切な対応がしやすくなります。
まだ言葉で気持ちを伝えられない0歳児だからこそ、
「どんな反応があったか」「何をしようとしていたか」が、園の先生にとってとても大切なヒントになります。
完璧じゃなくても大丈夫。
ほんの小さな変化でも、その子なりの“成長のサイン”を、連絡帳で伝えていきましょう✨
0歳児の保育園連絡帳でよくある悩みQ&A|迷ったときのヒント集
「書き方や例文はわかったけど、毎日こんなにネタある…?」と感じた方もいるかもしれません。
最後に、“書けない日”のためのヒントをまとめておきます。



毎日、何を書けばいいのかわからない…



今日は特に変わったことがなかったな
そんな風に悩んでしまうママ・パパも多いのではないでしょうか。
特に0歳児はまだ“おしゃべり”ができないぶん、毎日の様子が似て見えることもありますよね。
でも、同じに見える日々の中にも、小さな成長や変化が隠れていることも。
ここでは、よくある連絡帳のお悩みにお答えしながら、「これなら書けそう!」と思えるヒントをご紹介します。



今日も特に変わったことはなかったな…でも、何も書かないのも心配で💦
よくあるお悩みと書き方ヒントまとめ
よくある悩み | 書き方のヒント |
---|---|
毎日同じような内容になってしまう | 「昨日と同じく、機嫌よく過ごしています」 「今日もミルク完飲&よく寝ました」 |
ほとんど寝ていた日、何を書けば? | 「お昼寝が長く、しっかり眠れました」 「寝起きも笑顔でした」 |
書くことがない日がある… | 「特に変わりなし。いつも通り元気です」 「今日もよく笑っていました」 |
書けない日は、“この4つ”をチェック!
- 朝や夜の【機嫌】
- 【睡眠】の時間や質
- 【飲んだ量】やミルクの様子
- どんな【表情】をしていたか
たとえば、こんな一文でも大丈夫です。



朝からニコニコで、声を出して笑っていました



夜はぐっすりで、今朝はスッキリ目覚めました
「何もない」=元気な証拠!
書くことがなかったとしても、それは「特別な問題もなかった」という何よりの安心材料。
先生にとっても、「いつも通り」を知っておくことは、とっても大切な情報になります。
無理に“イベント”を探そうとせず、「今日は落ち着いてたな」「なんとなく機嫌良かったな」など、感覚的でも大丈夫。



今日は特に変化はありませんが、落ち着いて過ごせていました
さいごに:がんばりすぎなくて大丈夫!
連絡帳はママの“がんばり報告書”じゃなく、子どもの様子をやさしく共有するツール。
短くてもOK、毎日同じでもOK、感情が乗っててもOK!
「こんな風に過ごしてました」というささやかな一言が、保育士さんにとってすごく嬉しいものになりますよ😊
0歳児の保育園の連絡帳例文|書き方のポイントと伝わるコツまとめ
- 授乳や離乳食の量・食べ方・反応を具体的に記録する
- 睡眠時間やリズム、寝つきや夜泣きの様子を伝える
- 排泄の回数や便の状態を記録し、体調の変化を把握する
- 表情や機嫌の変化、理由やきっかけも含めて書く
- 成長の兆しや挑戦していることを前向きに共有する
- 小さな仕草や反応の変化も大切な情報として記録する
- 「〜しようとしていた」など途中経過も丁寧に伝える
- 不調ではなくても「いつも通り」の様子を記録する
- 書き出しには自然な導入フレーズを活用する
- 抽象的な表現ではなく、行動を具体的に書くようにする
- ご機嫌の変化には「落ち着いた方法」も一緒に書く
- 書くことがない日でも、機嫌や睡眠の様子を記録する
- 感情や親の気づきも一文添えることで伝わりやすくなる
- 例文のようにユーモアや柔らかさを交えてもよい
- 毎日完璧に書く必要はなく、継続が何より大事である
「連絡帳に書いてはいけない内容」については下記ページで詳しく紹介しています。
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