2歳児は「イヤ!」と強く自己主張をしたり、自分の気持ちや考えを少しずつ言葉にして伝えられるようになってきたりと、心と体の両面で大きく成長する時期です。
好きなもの・嫌いなことがはっきりしてくることで、思いどおりにならないと癇癪を起こすこともあります。
一方で、成長の中で「ありがとう」「どうぞ」といった簡単な言葉を使えるようになったり、他人に対して思いやりを見せる場面も増えてきます。
保育園では集団生活の中で刺激を受けることが多いため、家庭での様子や言動をこまめに伝えることが、保育士さんとの連携や子どもへの理解を深めることに直結します。
特に2歳は「今までできなかったことが突然できるようになる」時期でもあるため、ちょっとした変化も記録しておくと後々貴重な成長記録になります。
この記事では、そんな2歳児の発達段階や行動の特徴に寄り添いながら、連絡帳に書くべき内容や書き方のポイントを丁寧に解説しています。
さらに、実際の生活シーンに即した例文をカテゴリ別に65個掲載し、イヤイヤ期の対応や言葉の発達、2歳児ならではのテーマにしっかり絞った内容にしています。
忙しい朝でもすぐに使える具体例を揃えているので、連絡帳を書くのに迷ってる方のヒントになれば嬉しいです。
本記事でわかること
- 2歳児特有の成長や行動に応じた連絡帳の書き方
- 保育園連絡帳に書くべき具体的な内容や視点
- 忙しい朝でも使える短くて効果的な例文
- 保育士との連携を深めるための記録方法や工夫
2歳児の保育園連絡帳の書き方のコツ|書き出し、結びの例文あり
- 2歳児の連絡帳で伝えたいこととは?
- 書き方のコツ|スムーズに書くには?
- 保育士との信頼関係を深める連絡帳の活用法
- 園での様子を知りたいときの確認方法
2歳児の連絡帳で伝えたいこととは?

2歳児は、「自分でやりたい」「いや!」など、自己主張が一気に強くなり始める時期です。
自分の意見や気持ちを少しずつ言葉にできるようになってくる一方で、思い通りにならないと癇癪を起こしたり、周囲の反応に過敏になったりと、感情の起伏が激しくなることもあります。
また、今までは受け身だった行動にも目的や意志が出てくるため、家庭でも保育園でもその子らしい個性を感じる場面が増えてくるでしょう。
言葉の面でも、単語から二語文、三語文へとステップアップしていく時期で、「○○したい」「ママも一緒に来て」などの表現が自然と出てくるようになります。
ただし、まだ語彙は少なく、感情の表現が間に合わずに行動に出ることもあるため、家庭での様子やそのときの対応を共有することがとても重要です。
こうした2歳児ならではの成長の特徴を連絡帳で伝える際は、家庭でのちょっとした変化や出来事も積極的に記録しましょう。
保育士さんと情報を共有することで、園での対応にも一貫性が生まれ、子どもにとっても安心できる環境づくりにつながります。
以下のような視点を意識すると、保育士とよりスムーズに連携できます:
- 朝の体調や気分の変化(眠そうだった、朝から活発だった、少し不機嫌だった など)
- 自己主張やイヤイヤのきっかけ(着替えを嫌がった、歯磨きを拒否した、など)
- 新しく話せるようになった言葉(最近よく言う言葉、覚えたフレーズなど)
- 食事やトイレなどの生活習慣の様子(自分で食べた、苦手な野菜を克服した、トイレに興味を持ち始めたなど)
- 家庭での遊びやブームになっていること(おままごとに夢中、電車のおもちゃが好きなど)
- 気持ちを落ち着かせる対応や声かけ(こう言うと落ち着いた、ぬいぐるみを抱くと安心するなど)
日常の中で起きた小さな「できた」や「こうなった」を、できるだけ具体的に書き残しておくと、園でのサポートもしやすくなり、保育士さんとの信頼関係も深まります。
書き方のコツ|スムーズに書くには?

2歳児の連絡帳では、長文で書く必要はありません。
特に忙しい朝や寝不足気味のときでも、1〜2行で子どもの様子を伝えるだけで十分です。
重要なのは「何があったか」「どう感じていたか」を保育士さんに伝えることで、その日一日を安心して過ごせるようなサポートにつながることです。
たとえば、ただ「元気です」と書くより、「朝からお気に入りの車で遊んでご機嫌でした」と具体的に書くと、園での会話の糸口にもなります。
反対に「今日は少し不機嫌でした。寝起きが悪かったようです」といった情報は、園での急なぐずりにも対応しやすくなります。
書くときのコツは、「一文に一エピソード」。
短くても“その子らしさ”が見えるような視点を意識すると、保育士さんとのやりとりも温かく、実のあるものになります。
書き出し例
- おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。
- 昨夜はぐっすり眠れたようで、朝から元気です。
- 今朝は少し眠そうでしたが、笑顔で出発しました。
- 登園前にぬいぐるみと一緒にご機嫌で遊んでいました。
- 朝ごはんをもぐもぐ食べながら「きょう、○○せんせい来る?」と聞いていました。
結びの例文
- 今日も一日よろしくお願いいたします。
- 何か気になることがあれば教えていただけると嬉しいです。
- 園での様子もまた教えてください。いつもありがとうございます。
- お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
- 今日もたくさん遊んでくれると嬉しいです。よろしくお願いします。
保育士との信頼関係を深める連絡帳の活用法
2歳児はまだ自分の気持ちを完全に言葉で伝えるのが難しい時期です。
喜怒哀楽の感情がはっきりと現れる一方で、それをうまく表現できないもどかしさから、イヤイヤや癇癪といった行動が見られることも少なくありません。
そのため、保育園と家庭が日々の連絡帳を通じてやりとりを行うことは、子どもを理解し、適切にサポートする上でとても大きな役割を果たします。
家庭での様子を具体的に共有することで、保育士さんもその日の子どもの気分やコンディションを把握しやすくなり、適切なタイミングで声かけを行うことができます。
たとえば「朝はぐずっていましたが、好きなおもちゃで少し気がまぎれたようです」と記載すれば、園でも同じおもちゃを使ってスムーズに活動へ誘導できるかもしれません。
特にイヤイヤ期のように情緒が不安定になりがちな時期には、

家庭でこんな風に声かけしています



○○すると落ち着くようです
といった具体的な対応例を共有することで、園での接し方もよりスムーズになります。
子どもにとっても“いつもと同じ対応”があることで安心感につながります。
また、保育士さんからの連絡帳コメントに対して、感謝や気づきを一言返すだけでも、信頼関係はぐっと深まります。



いつも丁寧に見ていただきありがとうございます



昨日のご報告嬉しく読みました
などの言葉があると、保育士さんも励まされるものです。
一言でも構いません。



今日もよろしくお願いします



いつも見守っていただきありがとうございます
など、気持ちが伝わる言葉を添えることで、より温かい関係づくりができ、連絡帳を通じたコミュニケーションがより意味のあるものになります。
園での様子を知りたいときの確認方法


連絡帳を活用すれば、家庭での様子を伝えるだけでなく、保育園での子どもの様子を知るきっかけにもなります。
2歳児は園での出来事をまだうまく説明できないことが多いため、連絡帳を通して先生に聞きたいことや気になっていることを伝えるのはとても有効です。
以下のような言葉を添えると、自然な形で園での様子を尋ねることができます:
- 最近、お昼寝の時間はしっかり取れていますか?
- 園での食事は楽しんでいますか?好きなメニューなどありますか?
- お友だちとの関わり方はどんな感じでしょうか?
- 最近、家では○○に夢中ですが、園でも同じように遊んでいますか?
- 言葉が増えてきたように感じていますが、園でも話すことが増えましたか?
質問の書き方は丁寧かつ簡潔に、「〜でしょうか?」「〜ですか?」といったやわらかい聞き方を心がけると、保育士さんも返信しやすくなります。
また、



お忙しいところ恐れ入りますが、可能な範囲で教えていただけると嬉しいです。
と一言添えるだけで、配慮ある印象になります。
園での様子を知ることで、家庭での声かけや接し方の参考にもなりますし、子どもの一日を想像しながら過ごすことができるようになります。
連絡帳は情報共有の場であると同時に、保護者の安心にもつながる大切なツールです。
2歳児の保育園連絡帳例文【内容別】イヤイヤ期対応も!成長記録のコツ
- イヤイヤ期のエピソード(23例文)
- 言葉の発達や会話の様子(16例文)
- 食事の様子・好き嫌い・自分で食べたい意欲(10例文)
- 遊び・興味・感情の変化(8例文)
- 睡眠や生活リズム・体調の変化(8例文)


2歳児は自己主張が強くなり、いわゆる「イヤイヤ期」に突入する時期です。
そのため、日々の関わり方や工夫したことを記録することが大切になります。
ここでは、2歳児の連絡帳に書く際のポイントと具体例を紹介します。
イヤイヤ期のエピソード(23例文)
イヤイヤ期は成長の一環ですが、どんな場面でイヤイヤが出るのかを記録すると、対応のヒントになります。
例文
- 朝、着替えを拒否。『じゃあパジャマのままで行く?』と聞いたら、それもイヤ! 結局30分かかりました。
- 今朝はズボンを履くのを全力で拒否。「○○がいい!」と主張して、好きな柄のズボンで落ち着きました。
- 歯磨きを嫌がり、しばらく逃げ回っていましたが、「うさぎさんもやってるよ〜」の声かけでようやく実施。
- 歯磨きをイヤがり、『ママがやる? ○○ちゃんがやる?』と聞くと、『やらない!』と言われました…。
- 朝ごはんを見て「いや!」と言っていましたが、一口食べたら「おいしい〜」と完食しました。
- お風呂を嫌がって逃げ回っていましたが、アヒルのおもちゃで誘導したらご機嫌で入ってくれました。
- おもちゃの片付けを嫌がり、「まだ遊ぶのー!」と怒っていましたが、数を数えながら一緒に片付けました。
- 食事中、スプーンを持たせると『自分で食べる!』と言うのに、結局ほとんど手づかみでした。
- ご飯を食べずに遊びたがるので、『ごちそうさまする?』と聞いたら『イヤ!』と言いながら食べました。
- おもちゃを片付けずに次の遊びを始めようとしたので、『全部片付けてからね』と言うと、『じゃあ全部出す!』と言われました。
- 公園から帰りたくないと号泣。何とか説得して帰ろうとしたら、今度はベビーカー拒否…。結局抱っこで帰宅しました。
- スーパーでカートを押したいと言うのでお願いしたら、猛スピードで暴走。周りの人に『すみません』を連発しました。
- 寝る時間なのに『まだ遊ぶ!』と大泣き。電気を消したら『こわい!』と言われ、結局トントンしながら寝かしつけました。
イヤイヤ期の大変さを少しユーモアを交えて伝えると、先生方にもクスッと笑ってもらえるかもしれません。


- 着替えを拒否し、まさかの全裸ダッシュ! 走る裸族を必死に追いかける朝でした。
- 靴下を履きたくないらしく、左右別の靴下を履くことで折り合いをつけました。保育園でもファッションリーダーです。
- 歯磨きタイム、逃げ回る2歳児vs.捕獲する母。結果、母の敗北。歯ブラシはおもちゃ箱に隠されました。
- お風呂拒否で脱走し、リビングを全力疾走。そのままお風呂の中まで抱っこで強制入浴となりました。
- 夕食中にスプーンを持ちながら『食べない!』宣言。3秒後に『おいしい!』と完食しました。
- スーパーで買い物中、バナナを持って『おさるさんみたい!』と叫びながら踊り出しました。
- ご飯のあと、『パパが片付けて!』と命令口調。どこでそんなセリフを覚えたのでしょう…。
- 『寝るよ』と言った瞬間に走り去り、家の中でかくれんぼ開始。まるで深夜の鬼ごっこでした。
- 公園から帰りたくないと地面に寝転がる新戦法を発動。観客(他の親御さん)も見守る中、説得しました。
- 突然『きょう、ママきらい!』と言われましたが、3分後には『ママだいすき!』と抱きついてきました。感情のジェットコースターです。
言葉の発達や会話の様子(16例文)


2歳児クラスは、単語から二語文・三語文へと話せる言葉が増えていく時期です。
新しく覚えた言葉や面白い言い間違いを記録すると、成長を感じやすくなります。。
例文
- 『これなあに?』と質問が増えてきました。興味津々で色々なものを指さしています。
- 『○○したい!』と自分の気持ちを言葉で伝えることが増えました。
- 『ありがとう』を言えるようになり、褒めると嬉しそうにしています。
- 『おいしいね!』と感想を言うことが増えました。
- 『これなあに?』と質問が増え、毎日クイズ大会です。
- テレビを見ながら、『これ○○(キャラクター名)!』と自信満々に話していました。
- 「ママといっしょにいく!」など、二語文が増えてきました。場面に応じて使い分けることもあり、言葉の選び方に成長を感じます。
- 絵本を読んでいると「これ、なに?」「○○いるね!」とたくさん話しかけてくれます。ページをめくるたびに会話が広がっています。
- 「ありがとう」「どうぞ」など、挨拶の言葉を場面に合わせて使えるようになってきました。ごっこ遊びの中でも自然と出てくることがあります。
- 自分の名前を言えるようになり、得意げに「○○ちゃん!」と答えていました。お名前を呼ばれると、はっきりと「はーい!」と返事もできます。
- 「あっちいく!」「やりたくない!」など、気持ちをしっかり言葉で伝えるようになりました。自己主張が強くなりつつも、言葉にできるようになってきています。
- 「パパ、あそぼ!」と誘うなど、会話のキャッチボールができるようになってきました。相手の返答にも反応して話が続くようになりました。
- 「○○してるの!」と今の自分の行動を説明したり、「○○ほしい」と要求をはっきり言えるようになってきました。
- 電車や動物の名前をどんどん覚え、「あれはパンダ!」「でんしゃきたー!」と日常の中で発語が増えています。
- 歌を口ずさむようになり、「きらきらぼし〜♪」など、お気に入りのフレーズを何度も歌っています。
- 保育園での出来事を「○○くんいた」「せんせいいた」と断片的に話してくれるようになり、日中の様子を言葉から感じ取れるようになってきました。
食事の様子・好き嫌い・自分で食べたい意欲(10例文)


2歳児クラスになると、好き嫌いがはっきりしてきます。どんなものを好んで食べるのかを伝えると、園での給食対応にも役立ちます。
例文
- 昨日はブロッコリーを『おいしい!』と言いながら食べていました。
- 今朝はパンを自分でトレーにのせ、「じぶんでやる!」と嬉しそうでした。自分の選んだパンを誇らしげに見せてくれました。
- トマトはあまり好きではないようで、残してしまいました。
- スプーンとフォークを上手に使って、最後まで自分で食べきりました。途中で落としても、自分で拾ってまた食べていました。
- 好きな食べ物は積極的に食べますが、野菜は避けることが多いです。
- 今日は全部自分で食べることができました!
- おかわりを要求するほど、よく食べました。
- お皿の中のごはんを一粒残さず食べることにこだわっている様子で、最後まで丁寧に食べていました。
- ごはんの途中で立ち歩きそうになりましたが、「おすわりして食べようね」と伝えると、しっかり座ってくれました。
- 「じぶんで!」「ちょうだい!」など、食事中も自分の意思をしっかり伝えてくるようになりました。
遊び・興味・感情の変化(8例文)


2歳児は遊びの幅が広がる時期です。園での遊びにも活かせるよう、家庭での様子を記録しましょう。
例文
- おままごとが大好きで、ぬいぐるみに食べさせる真似をしています。
- 車のおもちゃを並べるのが好きで、色ごとに分けて並べていました。
- お絵かきをして、『これはママ!』と説明してくれました。
- ブロック遊びにハマっていて、タワーを高く積むのが楽しいようです。
- おままごとで、パパのマネをしながら料理をしていました。
- ブロックを高く積んで『タワー!』と大喜び。
- ダンスが好きで、音楽を流すとノリノリで踊ります。
- テレビで見たダンスをまねして、音楽に合わせて踊っていました。
睡眠や生活リズム・体調の変化(8例文)
体調がすぐに変わる時期なので、園での過ごし方に影響することはできるだけ記録しておきましょう。
例文
- 夜泣きが続いていて、少し眠そうにしています。
- 朝は機嫌がよく、元気におもちゃで遊んでいました。
- 昨夜はぐっすり眠り、朝から元気いっぱいです。
- お昼寝の時間が短かったせいか、夕方少し機嫌が悪くなりました。
- 鼻水が出ていますが、元気に遊んでいます。
- 寝る前に「まだ遊ぶ〜」と言ってなかなか寝たがらず、時間がかかりました。
- 夜中に咳が出ていましたが、今朝は落ち着いています。
- 最近、朝の目覚めがゆっくりで、起きるのに少し時間がかかります。
2歳は心も体もぐんぐん成長する時期です。イヤイヤ期や自立への一歩が見える日々の中で、保護者と保育士が連携しながら見守っていくことがとても大切です。
連絡帳は、毎日のちょっとした記録を積み重ねることで、子どもの「今」を残す大切なツールになります。
忙しい日でも、数行でOK。
具体的に、でも無理なく続けられる記録を心がけて、保育園との信頼関係を築いていきましょう。
2歳児の保育園の連絡帳に役立つ例文のポイントまとめ
- 2歳児は自己主張が強くなるため感情の共有が重要
- 朝の気分や体調の変化は簡潔に記録する
- イヤイヤ期の行動は具体的な場面と対応策を伝える
- 言葉の発達段階を示すエピソードがあると効果的
- 食事の様子は好みや自立の傾向も含めて書く
- トイレや生活習慣の進捗も園との連携に役立つ
- 家庭で流行っている遊びは園での活動の参考になる
- 落ち着かせ方や声かけの工夫は共有すると有効
- 保育園での一貫した対応を促すために変化を記録する
- 書き出しはあいさつと一言で始めるとスムーズ
- 結びには感謝や確認の言葉を添えて信頼関係を築く
- 保育士への質問は丁寧かつ簡潔にまとめる
- 園での様子を知りたい場合は具体的に尋ねる
- 感情の起伏や新しい言葉など小さな成長も記録対象
- 忙しい朝でも1〜2行で伝える意識が継続のコツ
「連絡帳に書いてはいけない内容」については下記ページで詳しく紹介しています。
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